のんびり節約。

夫婦で週休3日勤務です。ストレスフリーな暮らしを目指しています。どこにでもいる主夫のブログ。

「インフルエンサー」=「面白い」ではない。数字に騙されるな。(アテンションエコノミー)

はじめに

皆さん、こんにちは。

突然ですが、私は昨今のとある「風潮」が許せません。

どんな風潮かというと、

インターネット上のコンテンツが、「内容」ではなく「数字や雰囲気」で評価されてしまう風潮です。

今回は、この件に関して非常に腹が立ったため、記事にしていこうと思います。

分かりづらいところもあるかと思いますが、最後まで読んでいただきたいです。

 

簡単にこの記事の概要をまとめると、

 

1.今いる「人気者(インフルエンサー)」の大半は、人を騙して人気を得てきた。

2.「人気者(インフルエンサー)」は金目当てで活動しているため、応援すると無駄遣いをさせられる羽目になり、社会の格差も広がっていく。

3.あえて「無名の活動者」を探していくことで、自分が本当に「面白い」と思えるコンテンツが見つかる。

 

といった感じです。それでは、ご覧ください。

 

 

皆さんには、最近ハマっていることはありますか?

例えばYouTuber、Twitter上のインフルエンサーだったり、Twitchのゲーム配信者だったり。

おそらく、「もともと有名だったコンテンツ」にハマっている人が大半でしょう。

それを踏まえたうえで、もうひとつ質問です。

 

あなたが今ハマっている「それ」、本当に面白いですか?

 

数字や雰囲気に「これは面白い!」と、思い込まされていませんか?

 

数字や雰囲気とは、Twitterならその人のフォロワー数や、ツイートへのいいね、RT、リプライの数。

YouTubeなら登録者数、動画の再生回数、高評価数、コメント数。

 

生配信なら同時接続数、コメントの勢い。

 

こういったものに、自分の感情をコントロールされていないか、一度考え直してみてもらいたいんです。

 

 

人気を「買う」時代

 

実際に、企業や事務所が「数字や雰囲気」を利用している例はいくつもあります。

 

togetter.com

まずは、ネットアイドルの「すとぷり」が行っていたツイキャス同時接続数水増し「疑惑」(一応疑惑としておきます)。

 

 

mesomablog.com

こちらは、VTuber事務所「ホロライブ」が行っていたYouTube Live同時接続数水増し「疑惑」。

 

 

最近話題になったのは、「トラック女子アカウント」の案件「疑惑」です。

 

このような行為は、毎日のように行われています。

 

そして「水増し」をした結果、実際に多くの人々に支持されるようになります。

 

今や、事務所や企業、大金持ちが「インフルエンサー」をお金の力で無理やり作り出す時代になってしまったのです。

 

 

どうして「水増し」で人気が出るのか。プラットフォームの問題点。

 

では、何故こんな反則めいたことがまかり通るのでしょうか。

 

それは、数字に飛びついてはしゃいでいるあなた達のせいです!!!!!

 

。。。と言いたいところなのですが、そうではありません。

 

YouTubeTwitter、Twitchの「仕組み」自体に問題があるのです。

 

例えばYouTube

どんなことを検索しても、一番上に出てくるのは「再生数が多い」動画です。

再生数が少ない動画は、そもそも検索結果に出てきません。

 

Twitchでも同じです。

視聴者が多い順に、配信がずらっと並んでいます。

視聴者数が少ないと、見つけてもらうことすら大変です。

 

Twitterなんかは特にひどく、

いいねやRTが多い投稿が、フォローもしていないのに「おすすめ」として出てきます。

 

そして、これらの「数字」は先述した通り、お金で買えてしまいます。

 

真面目に活動しても、検索で出てくることはなく、クリックすらしてもらえない。

 

コンテンツの質で勝負させてもらうこともできないのが、現状なんです。

 

 

「作られた人気者」を応援することは、お金の無駄

ここまでお話ししたことに、「それの何が悪いの?面白ければいい」と考える人も居るかと思います。

しかし、こういった「作られた人気者」たちには見過ごせない共通点があります。

 

それは、「お金を稼ぐことを一番に」活動しているという点です。

 

「人気」を金で買うのも、偽りの知名度に騙されたファンたちからお金を巻き上げるための行為です。

だからこそ、話題になり始めた直後にグッズ販売などを始め、お金を稼ごうとします。

そんな人たちにお金を出すなんて、一番の「無駄遣い」ですよね。

 

もしあなたが好きなアーティストやYouTuberが、最初から「あなたからお金を巻き上げます!!」と言って近づいてきていたら、ファンになっていましたか?

 

一度立ち止まって、自分が「好きだと思い込んでいる」コンテンツが本当に面白いのか、周囲の人が全く評価していなくても好きと思えるのか、考えてみてほしいです。

 

既に熱中してしまっている人に、このメッセージは届かないかもしれませんが。

 

人に「この人は人気がある」と信じ込ませて金を巻き上げるなんて、カルト宗教と何ら変わらないと思いますけどね。

 

 

聴衆の「矛盾」

こういった「偽りの人気者」を応援している人たちって、色々矛盾していると思います。

 

「格差拡大」を嘆いておきながら、自分より稼いでいる人たちに喜んで投げ銭する。

 

「一人一人の個性を活かす社会に!」と言っておきながら、自分は「流行りもの」に熱狂するモブキャラ。

 

自分が不満に思っている社会を、自らが生み出していることに気付いてほしいです。

 

 

今こそ「無名の活動者」に目を向けて

では、「偽りの人気者」に騙されないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか。

 

私は、あえて「無名の活動者」に目を向け始めてほしいと思っています。

 

そもそも、お金を出さないとコメントすら読んでもらえないような人たちを応援する意味はないんです。

彼らは「人気者」かもしれませんが、「自分が一番面白いと思えるコンテンツ」を提供しているとは限りません。

 

お散歩感覚で、無名の活動者たちのコンテンツに触れてみてください。

 

必ず、あなたが「面白い!応援したい!」と思える人がいます。

 

お金を取られることもありません。

 

どんなコメントをしても、大切に受け取ってもらえるはずです。

 

収益化もままならないのに真面目に頑張っている彼らに、目を向けてください。

 

様々なサイトの検索結果で「再生回数・視聴者数が少ない順」に並び替えることから始めてみてください。

 

自分が本当に面白いと思えるコンテンツを見つけることは、自分自身の新たな一面を見つけ、個性を伸ばすことにもつながります。

 

おわりに

私は、今のコンテンツの評価のされ方は偏り過ぎていると思います。

1万人の活動者が居て、10万人の視聴者が居ると仮定しましょう。

 

たった1人の活動者が、8~9万人の視聴者を独占しているのが現状です。

 

でも、そんなに多くの人が活動者1人を「一番面白い!」と思うことなんてありえないんですよね。

人間、十人十色なんですから。異常としか思えません。

 

1万人の活動者一人一人に、10人ずつ視聴者が付く。

 

そんな社会になってもらいたいなと強く思います。

 

そうすれば、企業がお金の力でブームを作り出す「画一的なコンテンツ」に囲まれた今の暮らしより、きっと楽しい日々が待っているはずです。

 

ここまで読んでくださった方々、是非力を貸してください。

 

そして、こんなに小さなブログをいつも読んでくださっている方々。本当にありがとうございます。

 

長くなりましたが、今回はこの辺で。

 

(8/30追記)この現象、アテンションエコノミーと呼ばれているらしいですね。

私以外にも問題提起をしている方がいて、少しうれしい気持ちになりました。

いつか私たちが正当に評価される時が来ると良いですよね。

毒親からの脱出 第五話「キラキラネームの真実」

 

nonbiri-setsuyaku.hatenablog.com

 

はじめに

この記事では、私が毒親から受けた仕打ちや、逃げるために行った様々なことを、体験談を交えて紹介していきます。

・虐待の記憶

・家出

・キラキラネームからの改名

・分籍

主にこの4つに関してお話していきます。

現在家出を考えている方や、毒親に苦しめられている方に、この連載が少しでも参考になればと思います。

 

今回からは、「キラキラネームからの改名」の経験をお話していこうと思います。

 

ネットで実の父親と再会

前回まで「家出」をするために、逃げ場所を探していた私。

実は、手を貸してくれるなら誰でもいいと、15年近く顔も合わせていない「実の父親」に助けを求めていました。

連絡先は知りませんでしたが、Facebookに同姓同名のアカウントがあったのです。

電車で会いに行ける距離に住んでいることが分かった私は、たった一人でその場所に向かいました。

 

父親に会った日

実の父親との再会は、あまり良い思い出にはなりませんでした。

第一声が「いずれ来ると思ってた」と、歓迎する様子ではありません。

父親に連れられ、昼食を食べに行きました。

その昼食代は、なんと割り勘で払わされました。

私は「この人は頼れないな」と諦めました。

ただ、私が父親に会いに来た理由はもう1つありました。

 

名前の理由

私が生まれたときに名付けられた名前は、いわゆる「キラキラネーム」でした。

漢字のままではまず読めない。

読めたとしても、不思議な名前。

名前が理由で馬鹿にされることも多くありました。

そんな名前でも、十数年付き合ってきました。

祖父母に名前の由来を聞きましたが、「父親が決めたようだ」と教えてくれませんでした。

自分の名前に納得できる理由が欲しかった私は、父親に聞くことにしたのです。

 

「僕の名前って、どういう意味なんですか?」

ずっと気になっていた質問を、父親に投げかけました。

返ってきたのは、この言葉です。

 

「え、聞いてないの?その時観てたドラマの主人公の名前だよ」

 

その瞬間、私の名前に対する愛着は一気に無くなりました。

いじめられながらも守り続けていたこの名前が、そんなにしょうもないものだったなんて。

両親はどっちもろくな人間じゃないんだな。

 

実の父親との再会は、最悪な気分で幕を閉じました。

 

改名を決意した私

その日から自分の名前が嫌いで嫌いで仕方なくなりました。

あんな人間に付けられた名前を名乗りたくないと強く思いました。

「それなら、自分で自分に名前を付けてあげよう」

私は、改名を決意したのです。

二か月ほど考え、新しい自分の名前を考えました。

それから、高校の親友たちに改名することを伝え、

今日からその名前で呼んでもらうことにしました。

最初は困惑していた親友たちでしたが、事情を伝えたら呼び名をすぐに変えてくれました。

新しい名前での生活が、始まったのです。

 

次回予告

新しい名前を自分に付けた私でしたが、法的な名前、戸籍に記載された名前はまだ変わっていませんでした。

家出をした後、絶対に名前を変えたかった私は、様々な準備をしたうえで、家庭裁判所に向かいます。

 

それでは、今回はこの辺で。

 

 

nonbiri-setsuyaku.hatenablog.com

 

 

番外編はこちら↓

nonbiri-setsuyaku.hatenablog.com

 

毒親からの脱出 番外編「家出のやり方」

本編はこちらから↓

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はじめに

この記事では、私が毒親から受けた仕打ちや、逃げるために行った様々なことを、体験談を交えて紹介していきます。

・虐待の記憶

・家出

・キラキラネームからの改名

・分籍

主にこの4つに関してお話していきます。

現在家出を考えている方や、毒親に苦しめられている方に、この連載が少しでも参考になればと思います。

 

今回は番外編と題しまして、私が「家出」をするために行ったアレコレを説明していこうと思います。

 

家出のために必要なもの

家出をするうえで意識しておくべきことは、主にこの3点です。

・行き先

・お金

・ストーカー対策

それぞれについて解説してきます。

 

家出の「行き先」

家出をするうえで、失敗しないためにも行き先を決めることは大変重要です。

私がおすすめする行き先は、「血縁者や親戚の家」です。

メリットは下記の通り。

・逃げ込んだ後に、連れ戻される危険性が少ない

・両親への対処をお願いしやすい

・友人などの家に行くよりは「迷惑をかけている罪悪感」が少ない(個人差はあります)

 

また、あなたが未成年の場合は血縁者や親戚以外の家に逃げ込むと、逃げ込んだ先の人たちが警察のお世話になる可能性もあるため、なるべく避けたいところではあります。私は祖父母の家に逃げ込みました。

 

しかし、親戚などに助けてもらえないことがあるというのも事実。

そういった場合は、インターネットで一番近くの児童相談所を調べて、そこに飛び込むしかありません。

インターネットが使えない場合は、「189」に電話をし、事情を説明すれば、助けてもらえます。

 

家出にかかる「お金」

家出をする場所によっては、お金がかかります。

最低でも「逃げ込む場所までの片道切符代」は用意しておきましょう。

18歳以上であれば、逃げた後、新しく部屋を借りるというのも一つの手です。

部屋を借りる場合は、2~30万円必要になるので、こつこつ貯めていきましょう。

保証人は逃げ込んだ先の人にお願いしても大丈夫なので、ご安心ください。

保証人が居なくても、保証会社にお金を払うだけで借りることが出来る部屋もあるはずですので、不動産会社に飛び込んでみてください。

 

ストーカー(両親の追跡)対策

私が家出の際に一番危惧していたのは、親が追いかけてくるのではないかということです。

親の権限というものは非常に強いもので、

勝手に子どもの住民票を取り、住所を知ることが出来るのです。

これでは、どこに逃げても安心することが出来ません。

これに対しては、お住まいの場所の市役所、区役所にて「住民票閲覧制限」を行ってもらうことで対処することが出来ます。

 

しかし、この制度にも穴があります。

基本的に「閲覧制限」をかけてもらえるのは、「暴力による虐待」の被害者のみであり、「言葉による虐待」「経済的虐待」の被害者は対応してもらえないことが多いです。

私自身、直近で暴力を振るわれていたことは無かったため、門前払いされてしまいました。

 

こうなると、他者による両親への説得を頼るしかありません。

私の場合は、逃げ込んだ先の祖父母から両親に強く言ってもらい、二度と連絡をよこさないと確約してもらいました。

ただ、正直安心できていないというのが現状です。

「住民票閲覧制限」のハードルを、より被害者に寄り添ったものに設定しなおしていただきたいと強く思います。

加害者が得をするような現状の制度では、苦しむ人が増えるばかりです。

 

最後に

私が現在安心して暮らせているのは、祖父母が親を実家で事実上軟禁してくれているからです。

もし祖父母がいなくなってしまったら、、と考えると恐ろしいのですが、これ以上出来ることは海外に逃げることくらいしか思いつきません。

ただ、今はオートロック付きの家に住んでいるので、「万が一家に飛び込んできても警察を呼べば大丈夫」と思えています。

虐待を受けた子供の苦しみは、親がこの世からいなくなるまで無くなるものではないでしょう。

少しでも楽しく生きていけるように、一緒に頑張っていきましょう。

 

それでは、今回はこの辺で。

 

 

「大学進学」が人生の「正解」ではないという話。

皆さん、こんにちは。

 

本日は、私が「大学進学」について思うことを記事にしようと思います。

 

簡単に今回の要点をまとめると、

 

・なりたい仕事が決まっているのなら、高卒の方がよっぽど良い

・「大学進学」が人生の選択肢を「狭める」こともある

 

この二点になります。

それでは、ぜひ最後までご覧ください。

 

「大学進学」で人生が壊れた私

まずは、私自身が「大学進学」を選び、そして大失敗をするまでの経緯をお話します。

 

私の高校時代の夢は、公務員でした。

また、「大学に行きたい」という意欲も殆どありませんでした。

担任の先生から「高卒枠で公務員になるのはどうか」と薦められたこともあって、「高卒で就職するのも良いよなぁ」とぼんやり考えていました。

 

しかし、下の記事で述べたような出来事があったり、

祖父母に「大学に進学しろ」と強く言われたこともあったので、

大学に進学することにしました。

nonbiri-setsuyaku.hatenablog.com

大学に進学したことは、人生最大の「失敗」となりました。

 

何がまずかったのか。

 

1つ目は、「特に学ぶ意欲もなく」進学したことです。

大学で学びたいことなど一つもなかったため、講義は全く面白くありませんでした。

「卒業さえできればいいか」と考え、簡単な講義だけを選び、

講義中はずーっとソシャゲか動画を観る日々を過ごしました。

完全に時間をドブに捨てていたと思います。

 

2つ目は、大学進学により就活が「不利」になってしまったことです。

私は地方の某国立大学に進学したのですが、「OBの殆どが大学周辺の企業に就職している」という状況でした。

大学3年生だった私は、田舎の雰囲気が本当に嫌になっており、「関東の企業に就職したい」と就職活動を行いましたが、

いわゆる「Fラン大学」と同じ扱いを受けました。

関東では無名の地方国立大学に進学したところで、就活に有利に働くことはなかったのです。

「地方国立大学<金さえあれば入れる私立大学」の構図は、間違いなく存在していました。

 

3つ目は、大学に進学したことで「働けない体」になってしまったことです。

私が通っていた学部は、大学内でも有名なアカハラが横行する学部」でした。

毎年のように自ら命を絶つ学生がおり、その理由も「教授からのハラスメント」でした(その学生と知り合いだった先輩の話)」。

立地もひどく、周囲に娯楽施設は1つもありませんでした。

そのため、退学者も多く、知人だけでも2~3人、退学しています。

結局私も、担当の教授からハラスメントを受け、心の病気になり、退学しました。

大学に進学して就職するどころか、「就職できず、一生つきあわなければならない病気にかかる」という結果になってしまったのです。

 

「大学進学」のリスクは想像以上に大きい

さて、ここからは先ほどまでのお話を踏まえたうえで、「大学進学」のリスクについて書いていきます。

 

就職できなければ、金も時間も無駄になる

真っ先に挙げられるリスクはこれでしょう。

今や大学に進学するのが当たり前とまで言われる時代。

「売り手市場」なんて言われてはいますが、人手不足なのはブラック企業だけ。

就職活動は本当に大変です。

 

いくら大学で良い成績を残しても、就職できなければ意味がありません。

 

ただ、これは「どんな場所でも就職すればそれで良いのか」という話の裏返しでもあります。

 

実際、大学生の多くが「就職出来ればよい」という「妥協」で、希望すらしていなかった企業に就職しています。

 

果たして、そんな就職に意味はあるのでしょうか。

 

大学側も、「就職率」を上げたいので、無理やりにでも就職させようとしてきますが、

4年間かけて、希望する企業や職に就けなかったら嫌ですよね。

でも、「就職できないより良いよね」という考えに誘導されてしまうものなのです。

 

 

大学に進学することが、選択肢を「狭める」ことにもつながる

「せっかく大学に入ったんだから」という考えで、将来の選択肢が狭まることもあります。

 

具体的には、「高卒でも入れる企業には入らない方が良い」といった考えなど。

「選択肢を広げるために大学に入るんだ!」と言っていたはずなのに、逆に狭くなってしまうんです。

 

 

「高卒でもできる職」に就くと、それはそれで大変

とはいっても、高卒で入れる企業に入ったりするのも大変です。

4歳も年下の人たちと一緒に働くのですから、人間関係の構築も難しいですし、

同い年、年下の上司も沢山いるでしょう。

 

大卒ということで、お給料は少し多めに貰えるかもしれませんが、経験や技術はお金では買えません。

 

「高卒で入っておけばよかったな」と後悔することもあるでしょう。

 

 

大学に入る前に、考えてほしいこと

さて、ここまで私自身の経験をもとに、「大学進学」が積極的におススメできるものではないということを話しました。

 

この記事を読んでいる高校生の方。またその親御さんには、大学へ進学するかどうかについて、改めてこれから書くことについて考え直してみてもらいたいです。

 

 

大学に進学する=「大金を払ってでも勉強したい」という意思表示

「なんとなく」大学に進学すると、大抵良いことはありません。

 

大学に入ってでも、勉強したいことはありますか?

 

就職できなくても、「勉強できたから良かった!」と胸を張れる未来が想像できますか?

 

まずはこの2つについて、考えましょう。

 

 

就職を見据えて...本当に大学に行く必要はあるのか?

次に、将来の夢をしっかりと考えてみてください。

 

もし、大学に入らなくても飛び込んでいける分野なら、高校卒業後すぐに就職した方が絶対に良いです。

 

大学生活は長いので、その間に状況が大きく変わってしまうこともあります(コロナなんてその最たる例ですよね)。

大学に行かなくても就職が出来るのなら、4年間も時間を無駄にする必要は無いわけですから、「大学に進学しない道」を選択肢に入れるべきです。

 

大学の「立地」を確認しよう

「大学に進学する!」と決意した方には、進学予定の大学について、主に下の2つを確認していただきたいです。

 

・大学の周囲に娯楽はあるか?

・一生その土地に住んでも良いと思えるか?

 

進学するということは、大学の近くに最低4年間は住み続けなければならないということです。

 

遊びに行ったりできる場所が無い限り、とても暮らしてはいけないでしょう。

精神的にも悪影響で、良いことは一つもありません。

 

また、就活に失敗したとき、「大学周辺の企業に就職する」という選択肢を取れるようにするために、「その場所で一生ストレスなく生活できそうか」、ということを考えておくと良いでしょう。

可能な限り、将来働きたいと思う土地にある大学に進学するべきだとは思いますが。

 

 

おわりに…フラットな視点で将来を考えよう

昨今は「大学に進学することが基本」という社会になっています。

しかし、「大学進学以外の選択肢は無いんだ」と考えることは、非常に危ういです。

このことに限らず、先入観や周囲の意見に囚われず、フラットな視点で物事を考えることは大切です。

私のような失敗をしないためにも、是非ご自分の将来について、しっかりと考えていただければと思います。

 

それでは、今回はこの辺で。

毒親からの脱出 第四話「ついに『家出』をした私」

 

nonbiri-setsuyaku.hatenablog.com

 

はじめに

この記事では、私が毒親から受けた仕打ちや、逃げるために行った様々なことを、体験談を交えて紹介していきます。

・虐待の記憶

・家出

・キラキラネームからの改名

・分籍

主にこの4つに関してお話していきます。

現在家出を考えている方や、毒親に苦しめられている方に、この連載が少しでも参考になればと思います。

 

今回は、私の家出が想定より早まることになった、とある「事件」と、家出をした時のことについて、お話していこうと思います。

 

受験生の私を襲った「事件」

高校生活最後の冬。受験に向けて、私はラストスパートをかけていたところでした。

両親とは可能な限り接触しないように生活し、自分にストレスが掛からないように努めていました。

しかし、そんな中で一本の電話がかかってきます。

電話の相手は祖母でした。

「あなたの両親がまた離婚をするようだ。もしかしたら、引っ越しすることもあるかもしれない。」

それを聞いた私は、怒りで涙が止まりませんでした。

いつまで私の足を引っ張れば気が済むのか。

18年も私のことを苦しめ続けておいて、また振り回すのか。

余りにも身勝手すぎる。

 

明日、家を出ていこう。

自分を守るために、逃げる決心がつきました。

 

早朝3時。私は家を出た

祖母から電話を受けた数時間後。

私は祖母に、「明日そちらに逃げることにします」と伝えました。

私の話を何年も聞いてくれていた祖母は、すぐに「わかった」と返事をくれました。

 

翌朝。目覚ましを付けずとも2時半に目が覚めました。

部屋に落ちていたA3の白い紙を拾い上げ、私は両親に、最初で最後の手紙を書きました。

 

幼少期から受け続けた虐待への恨み。

友人関係すら破壊してきたことへの恨み。

プライバシーの欠片もない生活を強要されたことへの恨み。

離婚、再婚を繰り返し、私を振り回したことへの恨み。

 

A3の白い紙は、あっという間に両面真っ黒になりました。

 

最後に「一生関わるな」とだけ書き残し、荷物を持って家を出ました。

 

初めて「自由」を感じた日

家を出て、真っ暗な道を歩き始めました。

その時のすがすがしさは、今でも忘れません。

18年間の苦しみから、やっと逃れられるんだ。

嬉しくて、涙が出ました。

コンビニに立ち寄り食べたブリトーは、それまでの人生で一番美味しい食べ物になりました。

ついに私は、両親の呪縛から解放されたのです。

 

背中を押してくれた担任の先生

私が向かったのは、高校でした。

「これからしばらく通学できなくなります」と伝えに行く必要があったからです。

門が開いてすぐ、担任の先生に声を掛けました。

私の姿を見て何かを察したのか、別室で話を聞いてもらえました。

事情を説明すると、先生は書類を私に見せました。

そこにあったのは、「卒業要件」の文字。

思いもよらない言葉が、先生から飛び出しました。

「君は今まで高校を一度も休んでいないから、すでに卒業要件は満たしているよ。安心して行きなさい。受験頑張れよ!」

それを聞いて、私は本当に安心しました。

 

そして私は高校を出て、駅まで走り、新幹線に飛び乗るのでした。

 

次回予告

家を飛び出し、新しい生活を始めることが出来た私。

しかし、過去との縁を断ち切るためにやるべきことがありました。

それは、「改名」です。

 

 

それでは、今回はこの辺で!

 

 

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番外編はこちらから↓

 

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続けることの大切さ。

皆さん、こんにちは。

 

今日、5kgもあったプロテインを飲み干しました。

一日一杯、昼ご飯の代わりに飲み続け、

2年かかってやっと完飲。

 

半分くらいから完全に味に飽きていたのですが、

なんとか捨てずに頑張りました。

 

今回は、この話に関連して、

「何かをこつこつ続けること」について記事にしようと思います。

 

私が続けていること

まずは、私が生きるために必要な「仕事」「家事」以外で続けていることについてざっと書き出していきます。

 

このブログ「のんびり節約。」

「日記代わりにブログを書こう!」と思いついてから早8か月。

おかげさまで、今回で30記事目になりました。

途中全く更新できない日々がありましたが、ここ最近は週に2回の更新が出来ています。

 

アクセス数はそんなに多くありませんが、0になった日はありません。

告知もほぼ無く、Twitterで更新のツイートをするくらいなのに、

誰かが必ず読んでくれているのは本当にありがたいです。

これからものんびりやりますので、よろしくお願いします。

 

 

一日20分の筋トレ

6月の末あたりから、毎日筋トレを続けています。

妻と不仲になったのをきっかけに思い直すことがあり、

「結婚していても、自分の魅力は落とさない努力をしよう!」と始めました。

 

ここ数日になって、少しづつ体つきが変わってきているのを実感しています。

ガリガリで不健康な体だったので、脱却を目指していきたいです。

妻との仲は戻りました!

 

 

英語の勉強(Duolingo)

「いつかアメリカに住みたい!!」と始めた英語の勉強。

いつの間にか、122日も続いていました。

ゲーム感覚で勉強をするアプリなので、性に合ったのかなと思います。

英語で話す機会が無いため、実際に英語力が付いているかは分かりませんが、

何もしないよりはマシだろう、衰えはしないだろうと思ってます。

いつか学んだ知識が活かせることを信じて、これからも続けていきます。

 

 

続けようとしたけど、うまくいかなかったこと

次に、私が続けようとしたけど飽きたり、挫折したりしてやめたことを書いていきます。

 

プログラミングの勉強

 

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直近で諦めたのはプログラミング。

「将来お金になるかも!在宅で稼げるかも!」と始めたはいいものの、調査不足でした。

どこかの会社で数年間勤めないとスタートラインにすら立てないと知り、諦めました。

詳しくは上の記事をご覧いただきたいと思います。

 

ただ、すべてが水の泡になったというわけではありません。

必死に勉強したおかげで、簡単なホームページは作れるようになりましたし、

デザインの知識も少し学ぶことが出来ました。

お金にすることは叶いませんでしたが、無駄ではなかったと思っています。

 

 

ギター

「一人で暇な時間にギター練習すれば上手くなるかな?」と始めたギターも、数か月で飽きました。

コード弾きや簡単な曲を弾くところまでは出来たのですが、次の段階に進むまでの道のりが長く感じてしまったんです。

また、私の姿勢が悪いからかもしれませんが、練習中に首と腰が痛くなってやる気がなくなっていきました。

でも、音楽に触れることが出来たのは楽しかったです。

このギターを格安で譲ってくれた友人も、

「男ならギターを練習して飽きる経験をするもんだ!」と言っていました。

貴重な経験だったなと感じています。

またいつかギターを手にする日が来るまで、こちらも休憩。

 

 

「暇」を無くすために常に動いてきた

このような感じで、色々なことを続けてみては飽きたり、続いたりを繰り返してきた私。

なぜ新しいことに取り組み続けているのか。

 

それは、「暇がつらい」の一言に尽きます。

 

以前他の記事でも書きましたが、私は「何もない時間」が何よりも苦痛です。

常に何かしらやっていないと、どんどんつらくなるので、色々やってみています。

 

続けることで感じたこと

とはいえ、色々なことに取り組むのは良いことが沢山あります。

 

一つ目は、「続けたことは必ず何らかの形で返ってくる」ということです。

 

どんなことでも、自分が頭と体を動かして取り組んだことには、何かしらの反応があります。

それはブログの閲覧数だったり、筋トレなら自分の体つきだったり。

その反響が自分の想像通りかどうかは置いておくとして、必ず返ってきます。

 

二つ目は、「人生を変えるきっかけになるかもしれない」ということです。

 

何もしないで生きていくことは、何事もなく年を取っていくこと。

幸せで満たされた日々なら何もしなくても良いかもしれませんが、

少しでも不満があるなら、何かしらに取り組んで可能性を広げていくしかないですよね。

お金に繋がらないことでも、新しいことに取り組めば、

将来、予想もしなかったことが起きるかもしれません。

私はそう信じて、取り組み続けようと思います。

 

 

子どもの頃の夢

私は子どもの頃、「未来の自分は、今の自分が憧れるような存在になりたい」と夢見ていました。

それから十数年。

結婚をして、自立した生活を送れるようにはなりましたが、まだまだ足りないなと思います。

だから、少しでも成長できるように自分なりに頑張っていきたいです。

 

 

おわりに~告知~

今回も読んでくださりありがとうございました。

新たに始めたこととして、昨日からTwitchでのゲーム配信を始めました。

毎日21時からやっていこうと思うので、暇な人は是非来てください!

 

 

 

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それでは、また次の記事でお会いしましょう!

毒親からの脱出 第三話「ようやく見つけた『逃げ道』」

 

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はじめに

この記事では、私が毒親から受けた仕打ちや、逃げるために行った様々なことを、体験談を交えて紹介していきます。

・虐待の記憶

・家出

・キラキラネームからの改名

・分籍

主にこの4つに関してお話していきます。

現在家出を考えている方や、毒親に苦しめられている方に、この連載が少しでも参考になればと思います。

 

今回は、私がどのように「家出」に関わる問題をクリアしていったのかについて、お話していきたいと思います。

 

「給付型奨学金」という選択肢

家出を決意した私ですが、「どうせ家出をするのなら、徹底的に縁を切ってやりたい」とも考えていました。

「高校を出たら、遠い大学に行く」という選択もありましたが、ここで親のお金に頼ってしまったら終わりです。

そもそも、お金を出してくれるはずもありません。

縁を切るには、経済的にも自立する必要がありました。

そこで目に入ったのが、「給付型奨学金制度」です。

成績優秀な学生が、教師からの推薦を経て、審査を通れば、無償で大学に通うことができる。

勉強だけが取り柄だった当時の私は、「これだ!」と思いました。

高校時代は学年トップの成績だったので、担任の先生にこの制度を説明し、すぐに推薦を頂きました。

しかし、いくら校内で優秀な成績だったとしても、審査に通らなければ奨学金を受け取ることは出来ません。

その日から、私の生活のすべてが勉強に費やされました。

 

家出の為に、ひたすら「勉強」

地獄の日々から何としても解放されたかった私は、四六時中勉強に取り組みました。

しかし、自宅は全くもって勉強に適した場所ではありませんでした。

一つの部屋で音を出すと、すべての部屋に響きわたる。そんなプライバシーの欠片もない空間では、集中して勉強が出来るはずはありません。

私は、色々なところに足を運ぶことにしました。

公民館の広場。

親友の部屋。

勉強用に無料開放されている施設。

「赤本」を何冊も抱えて、その場所に転がり込みました。

 

中でも一番お気に入りの場所だったのが、スーパーのイートインスペースです。

沢山の机と椅子が置いてあったのですが、いつも空いていました。

「50円のわらびもち」

「半額で60円になったパン」

「45円のアイス」

そんな激安の商品を買っては、何時間も勉強しました。

店員のおばちゃんが応援してくれたのも、良い思い出です。

 

学校でも、始業前、休み時間、放課後は常に勉強していたので、多くの人は私に寄り付かなくなりました。笑

それでも時間が足りず、先生一人一人に掛け合って、授業中に自習させてもらうこともありました。

専門的で分からない問題は、先生に何度も教えてもらいました。

周りの人たちに支えられ、私は数千時間も勉強に集中できたのです。

 

努力が実を結び、ついに選ばれる

勉強を続ける中で、全国の学生が参加する「模試」が開かれました。

この模試では、全国の順位や、志望大学別の順位も判明します。

ひたすらに勉強を続けてきた私は、絶対に結果を出そうと取り組みました。

数週間後、結果が届きました。

なんと、私は第一志望の大学の志望者の中で、1位を取ることが出来たのです。

担任の先生と一緒に大喜びし、奨学金の推薦書にその結果も添付してもらいました。

しばらくして、大学から連絡が届きます。

私は、大学に合格さえすれば、奨学金を受け取ることが出来るようになりました。

今までの努力が、実を結んだ瞬間でした。

 

やっと、こんな家から出ていくことが出来るんだ。

大学に合格するまでもう少しの辛抱だ。

私は、経済的自由も手に入れることが出来ました。

 

次回予告

大学に合格さえすれば家を出ていける。そう思って残りの時間を耐え抜こうと思っていた矢先、新たな事件が起こります。

私は、想定よりも何か月も早く、家出をすることになるのでした。

次回は、その事件と、ついに実行された家出について、記事にします。

 

 

それでは、今回はこの辺で。

 

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