のんびり節約。

夫婦で週休3日勤務です。ストレスフリーな暮らしを目指しています。どこにでもいる主夫のブログ。

毒親からの脱出 第七話「分籍」

 

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はじめに

この記事では、私が毒親から受けた仕打ちや、逃げるために行った様々なことを、体験談を交えて紹介していきます。

・虐待の記憶

・家出

・キラキラネームからの改名

・分籍

主にこの4つに関してお話していきます。

現在家出を考えている方や、毒親に苦しめられている方に、この連載が少しでも参考になればと思います。

 

今回は、精神的な「絶縁」の一助となる「分籍」について、お話していこうと思います。

 

「分籍」とは

まず分籍とは何かについてお話します。

文字通り、家族との「籍を分ける」制度です。

成年になれば誰でも利用できます。

私は20歳の誕生日に手続きに行きましたが、現在は18歳からでも大丈夫だと思います。

 

「分籍」のやり方

分籍を行うのは簡単です。

戸籍謄本、印鑑、身分証明書を持ったうえで、市役所で手続きをするだけ。

両親の許可も要りません。

分籍をして、通知が行くこともありません。

両親が戸籍を取って初めて、分籍したことを知ることになります。

 

「分籍」のメリット

「籍を分ける」ことのメリットは主に2つです。

 

・気持ちの面で、両親と「縁を切った」実感を得られる

・結婚をしてもしなくても、両親にバレにくい

 

精神面のメリット

基本的に、分籍を行って法律上のメリットを得られることはありません。

一番は、精神面で「親と絶縁した」という気持ちを得られることです。

また、新しく自分の戸籍を作ることになるため、

戸籍を取る際に、嫌な名前を見ずに済みます。

もちろん、親が戸籍を取った時に「分籍しました」という旨の記載がされるため、

「もう関わらないでくれ」といったメッセージを伝えることにもつながります。

 

結婚に関するメリット

基本的に戸籍は、結婚することで親の元から離れます。

つまり、分籍せずに結婚すると、結婚したことが両親にバレてしまうわけです。

もちろん、両親が私たちの住民票を勝手に取ったりしてもバレてしまうわけですが、

少なくとも1ステップ、邪魔をすることが出来ます。

そうすれば、自分で好きなタイミングに結婚を選ぶことが出来ます。

分籍をすることは、安心して結婚できることにもつながるわけです。

 

まとめ

私は虐待を受け、家出をし、改名をし、分籍をしました。

様々な手続きや、逃げ場探しは本当に大変でしたが、

今は少しだけ、平和な日々を送ることが出来ています。

 

今、虐待に悩んでいる人たちは、少しだけ勇気を出してその場から逃げ出してもらいたいです。

逃げ出して、自分の人生を勝ち取る喜びを味わってほしいです。

人に決められた人生を歩いていくよりも、自分で決めた人生を歩いていく方が、絶対に良いです。

納得のいく、後悔の無い生き方をしてください。

 

これにて、本シリーズは一区切りとさせていただきます。

 

それでは、また別の記事で。

 

番外編はこちら↓

 

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毒親からの脱出 第六話「改名」

 

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はじめに

この記事では、私が毒親から受けた仕打ちや、逃げるために行った様々なことを、体験談を交えて紹介していきます。

・虐待の記憶

・家出

・キラキラネームからの改名

・分籍

主にこの4つに関してお話していきます。

現在家出を考えている方や、毒親に苦しめられている方に、この連載が少しでも参考になればと思います。

 

今回は、実際に私が家庭裁判所で改名手続きを行った経験をもとに、具体的にどんな用意が必要なのかということについてお話していこうと思います。

 

改名に必要な書類集め

「改名をする」と決めてから、私が準備したのは下記の通りです。

・友人から「改名後名義での年賀状」をもらう

・銀行などの名義を「改名後のよみがな」にする

Amazonなどの「配達先名義」を改名後にする

・過去の自身のTwitterや日記を印刷し、まとめておく

それぞれについて軽くふれていきます。

 

改名後名義の年賀状(重要!)

改名を考えた方が一番最初に用意すべきなのはこちらです。

「改名予定の名前が周知されており、現在の名前を使い続けるのが困難」という理由で改名手続きを進めていくことができます。

「自分以外の人に改名予定の名前で呼んでもらっている」という事実を、年賀状という形で証拠に残すのは、家庭裁判所にもかなり有効でした。

私は3~4通しか用意できていなかったのですが無事に改名できたので、お知り合いにお願いしてみましょう。

 

銀行名義等の「よみがな」変更

実は、名前の「よみがな」は自由に変えることが出来るんです。

手続きで変更が必要なのは戸籍上の「氏名」のみ。それの「読み方」に決まりはありません。

これを利用して、銀行名義等、様々な書類の名前の「よみがな」を、「改名予定の名前のよみがな」に変更することができます。

「よみがな」を変更するメリットとしては、「○○(改名前の漢字)と書いて○○(改名予定のよみがな)と読むんです!」というロジックを用いて、学校や病院で改名後の名前で呼んでもらえることが挙げられます。

呼ばれたくない名前で呼ばれることを防ぐこともできますし、改名手続き前から新しい名前を周知できることにもつながります。

応急処置的ではありますが、利用する価値はあります。

 

また、上記に関連して、名前の「よみがな」だけを変えたい人は家庭裁判所に行かずともすぐにできますので、明日にでも変えてしまいましょう。

 

「配達先名義」の変更

家庭裁判所に提出する証拠として、「改名後名義で届いた郵便物・宅急便の伝票」も持っていきました。

年賀状と比べると効力は落ちるようですが、無いよりはマシなようです。

Amazonなど、オンラインストアの配達先名義は簡単に変えられますので、変更したうえで何度か商品を買っていきましょう。

 

過去の日記やTwitterでの投稿を用意

家庭裁判所では、氏名の変更の手続きを弁護士さんが代理で行ってくれます。

そのため、弁護士さんに自分がどうして改名をしたいのかを説明する必要があるのですが、それを補強するためにも過去の日記などがあると便利です。

私の場合は、この書類自体が改名の手続きに直結することはありませんでしたが、弁護士さんが使えるカードを増やすという意味でも、出せる証拠は出せるだけ出しておくべきです。

 

一か月程度で改名の手続きは完了

私の場合、改名の流れは下記のように行われました。

 

家庭裁判所で書類を記入、証拠を提出

後日、弁護士さんとお話。改めて現状を説明する

お話の後、弁護士さんと裁判所での手続きが開始。(私はその日に終了しました)

後日、改名の決定。手紙で通知がくる。

通知の紙を持って、役所へ向かう。氏名の変更手続きを行う。

改名完了。新しい戸籍と、住民票をもらう。

 

長い道のりではありますが、改名を終えたときの嬉しさは言葉に出来ないほどでした。

毒親との嫌な記憶が名前にも紐づいていたので、それからの暮らしは心が軽くなりました。

改名をすると当然、元の名前に戻ることは難しいので簡単に決断はできないかもしれませんが、

「キラキラネーム」に悩まされている人は、検討してみてください。

 

 

次回予告

一人暮らしをし、名前も変えた私。

心の精算をするためには、もう一つ「縁を切る」必要がありました。

 

 

それでは、今回はこの辺で。

 

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番外編はこちら↓

 

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「インフルエンサー」=「面白い」ではない。数字に騙されるな。(アテンションエコノミー)

はじめに

皆さん、こんにちは。

突然ですが、私は昨今のとある「風潮」が許せません。

どんな風潮かというと、

インターネット上のコンテンツが、「内容」ではなく「数字や雰囲気」で評価されてしまう風潮です。

今回は、この件に関して非常に腹が立ったため、記事にしていこうと思います。

分かりづらいところもあるかと思いますが、最後まで読んでいただきたいです。

 

簡単にこの記事の概要をまとめると、

 

1.今いる「人気者(インフルエンサー)」の大半は、人を騙して人気を得てきた。

2.「人気者(インフルエンサー)」は金目当てで活動しているため、応援すると無駄遣いをさせられる羽目になり、社会の格差も広がっていく。

3.あえて「無名の活動者」を探していくことで、自分が本当に「面白い」と思えるコンテンツが見つかる。

 

といった感じです。それでは、ご覧ください。

 

 

皆さんには、最近ハマっていることはありますか?

例えばYouTuber、Twitter上のインフルエンサーだったり、Twitchのゲーム配信者だったり。

おそらく、「もともと有名だったコンテンツ」にハマっている人が大半でしょう。

それを踏まえたうえで、もうひとつ質問です。

 

あなたが今ハマっている「それ」、本当に面白いですか?

 

数字や雰囲気に「これは面白い!」と、思い込まされていませんか?

 

数字や雰囲気とは、Twitterならその人のフォロワー数や、ツイートへのいいね、RT、リプライの数。

YouTubeなら登録者数、動画の再生回数、高評価数、コメント数。

 

生配信なら同時接続数、コメントの勢い。

 

こういったものに、自分の感情をコントロールされていないか、一度考え直してみてもらいたいんです。

 

 

人気を「買う」時代

 

実際に、企業や事務所が「数字や雰囲気」を利用している例はいくつもあります。

 

togetter.com

まずは、ネットアイドルの「すとぷり」が行っていたツイキャス同時接続数水増し「疑惑」(一応疑惑としておきます)。

 

 

mesomablog.com

こちらは、VTuber事務所「ホロライブ」が行っていたYouTube Live同時接続数水増し「疑惑」。

 

 

最近話題になったのは、「トラック女子アカウント」の案件「疑惑」です。

 

このような行為は、毎日のように行われています。

 

そして「水増し」をした結果、実際に多くの人々に支持されるようになります。

 

今や、事務所や企業、大金持ちが「インフルエンサー」をお金の力で無理やり作り出す時代になってしまったのです。

 

 

どうして「水増し」で人気が出るのか。プラットフォームの問題点。

 

では、何故こんな反則めいたことがまかり通るのでしょうか。

 

それは、数字に飛びついてはしゃいでいるあなた達のせいです!!!!!

 

。。。と言いたいところなのですが、そうではありません。

 

YouTubeTwitter、Twitchの「仕組み」自体に問題があるのです。

 

例えばYouTube

どんなことを検索しても、一番上に出てくるのは「再生数が多い」動画です。

再生数が少ない動画は、そもそも検索結果に出てきません。

 

Twitchでも同じです。

視聴者が多い順に、配信がずらっと並んでいます。

視聴者数が少ないと、見つけてもらうことすら大変です。

 

Twitterなんかは特にひどく、

いいねやRTが多い投稿が、フォローもしていないのに「おすすめ」として出てきます。

 

そして、これらの「数字」は先述した通り、お金で買えてしまいます。

 

真面目に活動しても、検索で出てくることはなく、クリックすらしてもらえない。

 

コンテンツの質で勝負させてもらうこともできないのが、現状なんです。

 

 

「作られた人気者」を応援することは、お金の無駄

ここまでお話ししたことに、「それの何が悪いの?面白ければいい」と考える人も居るかと思います。

しかし、こういった「作られた人気者」たちには見過ごせない共通点があります。

 

それは、「お金を稼ぐことを一番に」活動しているという点です。

 

「人気」を金で買うのも、偽りの知名度に騙されたファンたちからお金を巻き上げるための行為です。

だからこそ、話題になり始めた直後にグッズ販売などを始め、お金を稼ごうとします。

そんな人たちにお金を出すなんて、一番の「無駄遣い」ですよね。

 

もしあなたが好きなアーティストやYouTuberが、最初から「あなたからお金を巻き上げます!!」と言って近づいてきていたら、ファンになっていましたか?

 

一度立ち止まって、自分が「好きだと思い込んでいる」コンテンツが本当に面白いのか、周囲の人が全く評価していなくても好きと思えるのか、考えてみてほしいです。

 

既に熱中してしまっている人に、このメッセージは届かないかもしれませんが。

 

人に「この人は人気がある」と信じ込ませて金を巻き上げるなんて、カルト宗教と何ら変わらないと思いますけどね。

 

 

聴衆の「矛盾」

こういった「偽りの人気者」を応援している人たちって、色々矛盾していると思います。

 

「格差拡大」を嘆いておきながら、自分より稼いでいる人たちに喜んで投げ銭する。

 

「一人一人の個性を活かす社会に!」と言っておきながら、自分は「流行りもの」に熱狂するモブキャラ。

 

自分が不満に思っている社会を、自らが生み出していることに気付いてほしいです。

 

 

今こそ「無名の活動者」に目を向けて

では、「偽りの人気者」に騙されないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか。

 

私は、あえて「無名の活動者」に目を向け始めてほしいと思っています。

 

そもそも、お金を出さないとコメントすら読んでもらえないような人たちを応援する意味はないんです。

彼らは「人気者」かもしれませんが、「自分が一番面白いと思えるコンテンツ」を提供しているとは限りません。

 

お散歩感覚で、無名の活動者たちのコンテンツに触れてみてください。

 

必ず、あなたが「面白い!応援したい!」と思える人がいます。

 

お金を取られることもありません。

 

どんなコメントをしても、大切に受け取ってもらえるはずです。

 

収益化もままならないのに真面目に頑張っている彼らに、目を向けてください。

 

様々なサイトの検索結果で「再生回数・視聴者数が少ない順」に並び替えることから始めてみてください。

 

自分が本当に面白いと思えるコンテンツを見つけることは、自分自身の新たな一面を見つけ、個性を伸ばすことにもつながります。

 

おわりに

私は、今のコンテンツの評価のされ方は偏り過ぎていると思います。

1万人の活動者が居て、10万人の視聴者が居ると仮定しましょう。

 

たった1人の活動者が、8~9万人の視聴者を独占しているのが現状です。

 

でも、そんなに多くの人が活動者1人を「一番面白い!」と思うことなんてありえないんですよね。

人間、十人十色なんですから。異常としか思えません。

 

1万人の活動者一人一人に、10人ずつ視聴者が付く。

 

そんな社会になってもらいたいなと強く思います。

 

そうすれば、企業がお金の力でブームを作り出す「画一的なコンテンツ」に囲まれた今の暮らしより、きっと楽しい日々が待っているはずです。

 

ここまで読んでくださった方々、是非力を貸してください。

 

そして、こんなに小さなブログをいつも読んでくださっている方々。本当にありがとうございます。

 

長くなりましたが、今回はこの辺で。

 

(8/30追記)この現象、アテンションエコノミーと呼ばれているらしいですね。

私以外にも問題提起をしている方がいて、少しうれしい気持ちになりました。

いつか私たちが正当に評価される時が来ると良いですよね。

毒親からの脱出 第五話「キラキラネームの真実」

 

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はじめに

この記事では、私が毒親から受けた仕打ちや、逃げるために行った様々なことを、体験談を交えて紹介していきます。

・虐待の記憶

・家出

・キラキラネームからの改名

・分籍

主にこの4つに関してお話していきます。

現在家出を考えている方や、毒親に苦しめられている方に、この連載が少しでも参考になればと思います。

 

今回からは、「キラキラネームからの改名」の経験をお話していこうと思います。

 

ネットで実の父親と再会

前回まで「家出」をするために、逃げ場所を探していた私。

実は、手を貸してくれるなら誰でもいいと、15年近く顔も合わせていない「実の父親」に助けを求めていました。

連絡先は知りませんでしたが、Facebookに同姓同名のアカウントがあったのです。

電車で会いに行ける距離に住んでいることが分かった私は、たった一人でその場所に向かいました。

 

父親に会った日

実の父親との再会は、あまり良い思い出にはなりませんでした。

第一声が「いずれ来ると思ってた」と、歓迎する様子ではありません。

父親に連れられ、昼食を食べに行きました。

その昼食代は、なんと割り勘で払わされました。

私は「この人は頼れないな」と諦めました。

ただ、私が父親に会いに来た理由はもう1つありました。

 

名前の理由

私が生まれたときに名付けられた名前は、いわゆる「キラキラネーム」でした。

漢字のままではまず読めない。

読めたとしても、不思議な名前。

名前が理由で馬鹿にされることも多くありました。

そんな名前でも、十数年付き合ってきました。

祖父母に名前の由来を聞きましたが、「父親が決めたようだ」と教えてくれませんでした。

自分の名前に納得できる理由が欲しかった私は、父親に聞くことにしたのです。

 

「僕の名前って、どういう意味なんですか?」

ずっと気になっていた質問を、父親に投げかけました。

返ってきたのは、この言葉です。

 

「え、聞いてないの?その時観てたドラマの主人公の名前だよ」

 

その瞬間、私の名前に対する愛着は一気に無くなりました。

いじめられながらも守り続けていたこの名前が、そんなにしょうもないものだったなんて。

両親はどっちもろくな人間じゃないんだな。

 

実の父親との再会は、最悪な気分で幕を閉じました。

 

改名を決意した私

その日から自分の名前が嫌いで嫌いで仕方なくなりました。

あんな人間に付けられた名前を名乗りたくないと強く思いました。

「それなら、自分で自分に名前を付けてあげよう」

私は、改名を決意したのです。

二か月ほど考え、新しい自分の名前を考えました。

それから、高校の親友たちに改名することを伝え、

今日からその名前で呼んでもらうことにしました。

最初は困惑していた親友たちでしたが、事情を伝えたら呼び名をすぐに変えてくれました。

新しい名前での生活が、始まったのです。

 

次回予告

新しい名前を自分に付けた私でしたが、法的な名前、戸籍に記載された名前はまだ変わっていませんでした。

家出をした後、絶対に名前を変えたかった私は、様々な準備をしたうえで、家庭裁判所に向かいます。

 

それでは、今回はこの辺で。

 

 

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番外編はこちら↓

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毒親からの脱出 番外編「家出のやり方」

本編はこちらから↓

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はじめに

この記事では、私が毒親から受けた仕打ちや、逃げるために行った様々なことを、体験談を交えて紹介していきます。

・虐待の記憶

・家出

・キラキラネームからの改名

・分籍

主にこの4つに関してお話していきます。

現在家出を考えている方や、毒親に苦しめられている方に、この連載が少しでも参考になればと思います。

 

今回は番外編と題しまして、私が「家出」をするために行ったアレコレを説明していこうと思います。

 

家出のために必要なもの

家出をするうえで意識しておくべきことは、主にこの3点です。

・行き先

・お金

・ストーカー対策

それぞれについて解説してきます。

 

家出の「行き先」

家出をするうえで、失敗しないためにも行き先を決めることは大変重要です。

私がおすすめする行き先は、「血縁者や親戚の家」です。

メリットは下記の通り。

・逃げ込んだ後に、連れ戻される危険性が少ない

・両親への対処をお願いしやすい

・友人などの家に行くよりは「迷惑をかけている罪悪感」が少ない(個人差はあります)

 

また、あなたが未成年の場合は血縁者や親戚以外の家に逃げ込むと、逃げ込んだ先の人たちが警察のお世話になる可能性もあるため、なるべく避けたいところではあります。私は祖父母の家に逃げ込みました。

 

しかし、親戚などに助けてもらえないことがあるというのも事実。

そういった場合は、インターネットで一番近くの児童相談所を調べて、そこに飛び込むしかありません。

インターネットが使えない場合は、「189」に電話をし、事情を説明すれば、助けてもらえます。

 

家出にかかる「お金」

家出をする場所によっては、お金がかかります。

最低でも「逃げ込む場所までの片道切符代」は用意しておきましょう。

18歳以上であれば、逃げた後、新しく部屋を借りるというのも一つの手です。

部屋を借りる場合は、2~30万円必要になるので、こつこつ貯めていきましょう。

保証人は逃げ込んだ先の人にお願いしても大丈夫なので、ご安心ください。

保証人が居なくても、保証会社にお金を払うだけで借りることが出来る部屋もあるはずですので、不動産会社に飛び込んでみてください。

 

ストーカー(両親の追跡)対策

私が家出の際に一番危惧していたのは、親が追いかけてくるのではないかということです。

親の権限というものは非常に強いもので、

勝手に子どもの住民票を取り、住所を知ることが出来るのです。

これでは、どこに逃げても安心することが出来ません。

これに対しては、お住まいの場所の市役所、区役所にて「住民票閲覧制限」を行ってもらうことで対処することが出来ます。

 

しかし、この制度にも穴があります。

基本的に「閲覧制限」をかけてもらえるのは、「暴力による虐待」の被害者のみであり、「言葉による虐待」「経済的虐待」の被害者は対応してもらえないことが多いです。

私自身、直近で暴力を振るわれていたことは無かったため、門前払いされてしまいました。

 

こうなると、他者による両親への説得を頼るしかありません。

私の場合は、逃げ込んだ先の祖父母から両親に強く言ってもらい、二度と連絡をよこさないと確約してもらいました。

ただ、正直安心できていないというのが現状です。

「住民票閲覧制限」のハードルを、より被害者に寄り添ったものに設定しなおしていただきたいと強く思います。

加害者が得をするような現状の制度では、苦しむ人が増えるばかりです。

 

最後に

私が現在安心して暮らせているのは、祖父母が親を実家で事実上軟禁してくれているからです。

もし祖父母がいなくなってしまったら、、と考えると恐ろしいのですが、これ以上出来ることは海外に逃げることくらいしか思いつきません。

ただ、今はオートロック付きの家に住んでいるので、「万が一家に飛び込んできても警察を呼べば大丈夫」と思えています。

虐待を受けた子供の苦しみは、親がこの世からいなくなるまで無くなるものではないでしょう。

少しでも楽しく生きていけるように、一緒に頑張っていきましょう。

 

それでは、今回はこの辺で。

 

 

「大学進学」が人生の「正解」ではないという話。

皆さん、こんにちは。

 

本日は、私が「大学進学」について思うことを記事にしようと思います。

 

簡単に今回の要点をまとめると、

 

・なりたい仕事が決まっているのなら、高卒の方がよっぽど良い

・「大学進学」が人生の選択肢を「狭める」こともある

 

この二点になります。

それでは、ぜひ最後までご覧ください。

 

「大学進学」で人生が壊れた私

まずは、私自身が「大学進学」を選び、そして大失敗をするまでの経緯をお話します。

 

私の高校時代の夢は、公務員でした。

また、「大学に行きたい」という意欲も殆どありませんでした。

担任の先生から「高卒枠で公務員になるのはどうか」と薦められたこともあって、「高卒で就職するのも良いよなぁ」とぼんやり考えていました。

 

しかし、下の記事で述べたような出来事があったり、

祖父母に「大学に進学しろ」と強く言われたこともあったので、

大学に進学することにしました。

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大学に進学したことは、人生最大の「失敗」となりました。

 

何がまずかったのか。

 

1つ目は、「特に学ぶ意欲もなく」進学したことです。

大学で学びたいことなど一つもなかったため、講義は全く面白くありませんでした。

「卒業さえできればいいか」と考え、簡単な講義だけを選び、

講義中はずーっとソシャゲか動画を観る日々を過ごしました。

完全に時間をドブに捨てていたと思います。

 

2つ目は、大学進学により就活が「不利」になってしまったことです。

私は地方の某国立大学に進学したのですが、「OBの殆どが大学周辺の企業に就職している」という状況でした。

大学3年生だった私は、田舎の雰囲気が本当に嫌になっており、「関東の企業に就職したい」と就職活動を行いましたが、

いわゆる「Fラン大学」と同じ扱いを受けました。

関東では無名の地方国立大学に進学したところで、就活に有利に働くことはなかったのです。

「地方国立大学<金さえあれば入れる私立大学」の構図は、間違いなく存在していました。

 

3つ目は、大学に進学したことで「働けない体」になってしまったことです。

私が通っていた学部は、大学内でも有名なアカハラが横行する学部」でした。

毎年のように自ら命を絶つ学生がおり、その理由も「教授からのハラスメント」でした(その学生と知り合いだった先輩の話)」。

立地もひどく、周囲に娯楽施設は1つもありませんでした。

そのため、退学者も多く、知人だけでも2~3人、退学しています。

結局私も、担当の教授からハラスメントを受け、心の病気になり、退学しました。

大学に進学して就職するどころか、「就職できず、一生つきあわなければならない病気にかかる」という結果になってしまったのです。

 

「大学進学」のリスクは想像以上に大きい

さて、ここからは先ほどまでのお話を踏まえたうえで、「大学進学」のリスクについて書いていきます。

 

就職できなければ、金も時間も無駄になる

真っ先に挙げられるリスクはこれでしょう。

今や大学に進学するのが当たり前とまで言われる時代。

「売り手市場」なんて言われてはいますが、人手不足なのはブラック企業だけ。

就職活動は本当に大変です。

 

いくら大学で良い成績を残しても、就職できなければ意味がありません。

 

ただ、これは「どんな場所でも就職すればそれで良いのか」という話の裏返しでもあります。

 

実際、大学生の多くが「就職出来ればよい」という「妥協」で、希望すらしていなかった企業に就職しています。

 

果たして、そんな就職に意味はあるのでしょうか。

 

大学側も、「就職率」を上げたいので、無理やりにでも就職させようとしてきますが、

4年間かけて、希望する企業や職に就けなかったら嫌ですよね。

でも、「就職できないより良いよね」という考えに誘導されてしまうものなのです。

 

 

大学に進学することが、選択肢を「狭める」ことにもつながる

「せっかく大学に入ったんだから」という考えで、将来の選択肢が狭まることもあります。

 

具体的には、「高卒でも入れる企業には入らない方が良い」といった考えなど。

「選択肢を広げるために大学に入るんだ!」と言っていたはずなのに、逆に狭くなってしまうんです。

 

 

「高卒でもできる職」に就くと、それはそれで大変

とはいっても、高卒で入れる企業に入ったりするのも大変です。

4歳も年下の人たちと一緒に働くのですから、人間関係の構築も難しいですし、

同い年、年下の上司も沢山いるでしょう。

 

大卒ということで、お給料は少し多めに貰えるかもしれませんが、経験や技術はお金では買えません。

 

「高卒で入っておけばよかったな」と後悔することもあるでしょう。

 

 

大学に入る前に、考えてほしいこと

さて、ここまで私自身の経験をもとに、「大学進学」が積極的におススメできるものではないということを話しました。

 

この記事を読んでいる高校生の方。またその親御さんには、大学へ進学するかどうかについて、改めてこれから書くことについて考え直してみてもらいたいです。

 

 

大学に進学する=「大金を払ってでも勉強したい」という意思表示

「なんとなく」大学に進学すると、大抵良いことはありません。

 

大学に入ってでも、勉強したいことはありますか?

 

就職できなくても、「勉強できたから良かった!」と胸を張れる未来が想像できますか?

 

まずはこの2つについて、考えましょう。

 

 

就職を見据えて...本当に大学に行く必要はあるのか?

次に、将来の夢をしっかりと考えてみてください。

 

もし、大学に入らなくても飛び込んでいける分野なら、高校卒業後すぐに就職した方が絶対に良いです。

 

大学生活は長いので、その間に状況が大きく変わってしまうこともあります(コロナなんてその最たる例ですよね)。

大学に行かなくても就職が出来るのなら、4年間も時間を無駄にする必要は無いわけですから、「大学に進学しない道」を選択肢に入れるべきです。

 

大学の「立地」を確認しよう

「大学に進学する!」と決意した方には、進学予定の大学について、主に下の2つを確認していただきたいです。

 

・大学の周囲に娯楽はあるか?

・一生その土地に住んでも良いと思えるか?

 

進学するということは、大学の近くに最低4年間は住み続けなければならないということです。

 

遊びに行ったりできる場所が無い限り、とても暮らしてはいけないでしょう。

精神的にも悪影響で、良いことは一つもありません。

 

また、就活に失敗したとき、「大学周辺の企業に就職する」という選択肢を取れるようにするために、「その場所で一生ストレスなく生活できそうか」、ということを考えておくと良いでしょう。

可能な限り、将来働きたいと思う土地にある大学に進学するべきだとは思いますが。

 

 

おわりに…フラットな視点で将来を考えよう

昨今は「大学に進学することが基本」という社会になっています。

しかし、「大学進学以外の選択肢は無いんだ」と考えることは、非常に危ういです。

このことに限らず、先入観や周囲の意見に囚われず、フラットな視点で物事を考えることは大切です。

私のような失敗をしないためにも、是非ご自分の将来について、しっかりと考えていただければと思います。

 

それでは、今回はこの辺で。

毒親からの脱出 第四話「ついに『家出』をした私」

 

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はじめに

この記事では、私が毒親から受けた仕打ちや、逃げるために行った様々なことを、体験談を交えて紹介していきます。

・虐待の記憶

・家出

・キラキラネームからの改名

・分籍

主にこの4つに関してお話していきます。

現在家出を考えている方や、毒親に苦しめられている方に、この連載が少しでも参考になればと思います。

 

今回は、私の家出が想定より早まることになった、とある「事件」と、家出をした時のことについて、お話していこうと思います。

 

受験生の私を襲った「事件」

高校生活最後の冬。受験に向けて、私はラストスパートをかけていたところでした。

両親とは可能な限り接触しないように生活し、自分にストレスが掛からないように努めていました。

しかし、そんな中で一本の電話がかかってきます。

電話の相手は祖母でした。

「あなたの両親がまた離婚をするようだ。もしかしたら、引っ越しすることもあるかもしれない。」

それを聞いた私は、怒りで涙が止まりませんでした。

いつまで私の足を引っ張れば気が済むのか。

18年も私のことを苦しめ続けておいて、また振り回すのか。

余りにも身勝手すぎる。

 

明日、家を出ていこう。

自分を守るために、逃げる決心がつきました。

 

早朝3時。私は家を出た

祖母から電話を受けた数時間後。

私は祖母に、「明日そちらに逃げることにします」と伝えました。

私の話を何年も聞いてくれていた祖母は、すぐに「わかった」と返事をくれました。

 

翌朝。目覚ましを付けずとも2時半に目が覚めました。

部屋に落ちていたA3の白い紙を拾い上げ、私は両親に、最初で最後の手紙を書きました。

 

幼少期から受け続けた虐待への恨み。

友人関係すら破壊してきたことへの恨み。

プライバシーの欠片もない生活を強要されたことへの恨み。

離婚、再婚を繰り返し、私を振り回したことへの恨み。

 

A3の白い紙は、あっという間に両面真っ黒になりました。

 

最後に「一生関わるな」とだけ書き残し、荷物を持って家を出ました。

 

初めて「自由」を感じた日

家を出て、真っ暗な道を歩き始めました。

その時のすがすがしさは、今でも忘れません。

18年間の苦しみから、やっと逃れられるんだ。

嬉しくて、涙が出ました。

コンビニに立ち寄り食べたブリトーは、それまでの人生で一番美味しい食べ物になりました。

ついに私は、両親の呪縛から解放されたのです。

 

背中を押してくれた担任の先生

私が向かったのは、高校でした。

「これからしばらく通学できなくなります」と伝えに行く必要があったからです。

門が開いてすぐ、担任の先生に声を掛けました。

私の姿を見て何かを察したのか、別室で話を聞いてもらえました。

事情を説明すると、先生は書類を私に見せました。

そこにあったのは、「卒業要件」の文字。

思いもよらない言葉が、先生から飛び出しました。

「君は今まで高校を一度も休んでいないから、すでに卒業要件は満たしているよ。安心して行きなさい。受験頑張れよ!」

それを聞いて、私は本当に安心しました。

 

そして私は高校を出て、駅まで走り、新幹線に飛び乗るのでした。

 

次回予告

家を飛び出し、新しい生活を始めることが出来た私。

しかし、過去との縁を断ち切るためにやるべきことがありました。

それは、「改名」です。

 

 

それでは、今回はこの辺で!

 

 

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