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毒親からの脱出 第七話「分籍」

 

nonbiri-setsuyaku.hatenablog.com

 

はじめに

この記事では、私が毒親から受けた仕打ちや、逃げるために行った様々なことを、体験談を交えて紹介していきます。

・虐待の記憶

・家出

・キラキラネームからの改名

・分籍

主にこの4つに関してお話していきます。

現在家出を考えている方や、毒親に苦しめられている方に、この連載が少しでも参考になればと思います。

 

今回は、精神的な「絶縁」の一助となる「分籍」について、お話していこうと思います。

 

「分籍」とは

まず分籍とは何かについてお話します。

文字通り、家族との「籍を分ける」制度です。

成年になれば誰でも利用できます。

私は20歳の誕生日に手続きに行きましたが、現在は18歳からでも大丈夫だと思います。

 

「分籍」のやり方

分籍を行うのは簡単です。

戸籍謄本、印鑑、身分証明書を持ったうえで、市役所で手続きをするだけ。

両親の許可も要りません。

分籍をして、通知が行くこともありません。

両親が戸籍を取って初めて、分籍したことを知ることになります。

 

「分籍」のメリット

「籍を分ける」ことのメリットは主に2つです。

 

・気持ちの面で、両親と「縁を切った」実感を得られる

・結婚をしてもしなくても、両親にバレにくい

 

精神面のメリット

基本的に、分籍を行って法律上のメリットを得られることはありません。

一番は、精神面で「親と絶縁した」という気持ちを得られることです。

また、新しく自分の戸籍を作ることになるため、

戸籍を取る際に、嫌な名前を見ずに済みます。

もちろん、親が戸籍を取った時に「分籍しました」という旨の記載がされるため、

「もう関わらないでくれ」といったメッセージを伝えることにもつながります。

 

結婚に関するメリット

基本的に戸籍は、結婚することで親の元から離れます。

つまり、分籍せずに結婚すると、結婚したことが両親にバレてしまうわけです。

もちろん、両親が私たちの住民票を勝手に取ったりしてもバレてしまうわけですが、

少なくとも1ステップ、邪魔をすることが出来ます。

そうすれば、自分で好きなタイミングに結婚を選ぶことが出来ます。

分籍をすることは、安心して結婚できることにもつながるわけです。

 

まとめ

私は虐待を受け、家出をし、改名をし、分籍をしました。

様々な手続きや、逃げ場探しは本当に大変でしたが、

今は少しだけ、平和な日々を送ることが出来ています。

 

今、虐待に悩んでいる人たちは、少しだけ勇気を出してその場から逃げ出してもらいたいです。

逃げ出して、自分の人生を勝ち取る喜びを味わってほしいです。

人に決められた人生を歩いていくよりも、自分で決めた人生を歩いていく方が、絶対に良いです。

納得のいく、後悔の無い生き方をしてください。

 

これにて、本シリーズは一区切りとさせていただきます。

 

それでは、また別の記事で。

 

番外編はこちら↓

 

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